もうすぐ花火大会!夏ですね。

このところ、ジメジメした陽気が続きます。長梅雨の影響は、生活のあちらこちらに出てきています。夏の花火大会が各地で始まります。東京では、花火大会の日は、浴衣を着た人を目にします。最近の浴衣は、とてもおしゃれな柄も多く、華やかです。

花火大会を見て帰る頃に、足を引きずって歩いている浴衣の方を見かけます。あれって、痛いんですよね。原因は、「下駄(げた)」です。普段、履きませんから、なおさらです。何回か履いていると鼻緒がちょどよい感じなるのですが、買ってすぐに履かなくてならない感じだと、しばらく浴衣はいいかなぁ、という気分にさえなります。

せっかく、おしゃれな浴衣を着たのですから、最後まで快適に楽しい時間を過ごしたいですよね。まっさらな鼻緒は、少しきつめになっていて、足を通すには固い。家を出るときに、その時点でちょっと痛い、ここから、おしゃれとの戦いが始まってしまう。

花火
【Photo】写真ACのきれいな写真 花火

浴衣を着こなすポイントとして、歩き姿は、大切です。お店で、浴衣とセットで下駄を購入された方は、お店のスタッフの方に「下駄の鼻緒がきついんです」と相談してみてください。対応できるスタッフさんがいると、鼻緒を調節してくれます。(ただ、調節ができない下駄もあるので、ご注意ください)

ただ、最近は、通販で購入することも多いかもしれません。そのときは、頼めないですよね。親指と人差し指で挟むところ(坪)を引っ張って伸ばしましょう。少し伸ばしたら、足を通して感触を確認しください。そして、かかとに向かって八の字を描く鼻緒の部分も固い感じでしたら、指の腹を使ってもみほぐしてみましょう。

そうですね、花火大会などの前日だとあまり効果が感じられないかもしれません。数日前に、坪と鼻緒のストレッチをしてあげてください。

私は、サンダルの代わりに、普段使いで下駄を履いています。夏の東京を涼しく感じるアイテムです。