着物の絵柄には、意味がある【開運】

菊ともみじ

まだまだ暑い日が続きますね。暦の上では、秋なのですが・・・。
先日は、中秋の名月でした。

日本人は、昔から季節感を先取りしてきました。
縁起が良いものを好み、季節感を大切にする。
これは、着物の柄でも、季節はきちんと表現されています。

例えば、菊の柄の着物は、秋にぴったりですよね。
菊は、「邪気を払う」とか「不老長寿を願う」という意味が込められています。

また、秋といえば、もみじ。こちらも、秋の定番です。
もみじは、紅葉でも目を引く存在です。
もみじを見ると、夏の疲れも癒やされます。

私は、小物入れは、和のものを使っています。
お店に行くと、菊の柄って、意外と多いのです。
最初はあまり、意識していませんでした。
また、菊って、若者のイメージがしなかったので、
いつも手にとって見ては、「どうだろう?」と悩んでいました。
ある時、菊のデザインですごく素敵なポーチがあったので、迷わず購入です。
柄やデザインで、浄化や開運なんておもしろいですよね。手軽に毎日かばんに忍ばせて楽しめますし。

夏の風物詩 それは金魚すくい

私が次に狙っている柄は、金魚!
なかなか金魚柄の着物をお店で探すのは、難しい感じがします。
店員さんに「すみません、金魚柄の着物を探しています」と聞くには、勇気がほしい感じになります。
でも思い出してみると、子供向けの浴衣で、金魚柄って見かけたりするので、季節ものと考えたほうがよいのでしょう。
そう、金魚の柄は、夏のイメージなのです。

金魚は「金運」のイメージと言われています。
そうか!と思いつつ、なかなか金魚の柄は見たことがありません。
金魚の巾着袋に、縁起物の根付を付けたら、それこそ、開運アイテムですね。

金魚の扇子も涼しげです

着物の絵柄、一つ一つに意味があったり、願いが込められていたり。
ぜひ、あなたの好きな絵柄に込められた意味も意識してみると
意外なところから変化があるかもしれません。